【Adobe Firefly】 高度で高品質な AI 画像生成
このサイトでは絵を多く入れるために AI 画像生成を利用しています。ここでは無料で Adobe Firefly を利用する方法と、実際の画像を紹介します。

ポイント
- AI 画像 が急速に普及している
- AI 画像 の使用感
- AI はどこまで進むのか
2024 謹賀新年
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
AI 画像について
新年の最初は、医学から少し離れた話題に触れたいと思う。今日は AI 画像 について取り上げたい。

2023年は AI 画像 元年と言われている。AI 画像生成 が大きく進化して、広く一般の利用者に普及した年とされている。
Adobe Firefly
このサイトでは AI 画像 を利用している。AI画像生成 の プラットフォーム はいくつかあるが、ここでは Adobe社 の Firefly を利用している。
Adobe社 の Creative Cloud の豊富な写真データベースもとに開発された AI は、精度が高くてとてもリアルな画像を生成することができる。

無料プラン | プレミアムプラン | 単体プラン | コンプリートプラン | |
---|---|---|---|---|
月額 | 無料 | 680 円 | 1,180 円 | 7.780 円 |
画像生成数 | 25 枚 | 100 枚 | 500 枚 | 1000 枚 |
クレジット表記 | あり | なし | なし | なし |
上限を超えた場合 | 生成できない | 1日2枚まで | 速度が低下 | 速度が低下 |
Adobe Firefly には 無料プランがあって、月に 25枚 まで無料で画像を作成することができる。有料プランだと画像生成数が増えて、クレジットの表記もなくなる。
Photoshop や illustrator など Adobe社 の他のサービスを使用していると、単体プランに該当して画像生成数にボーナスが付く。
実際 の AI画像
ここからは、実際 の AI画像 をいくつか紹介する。
帯状疱疹の回で登場したこの人、実際のモデルさんではない。AI が生成したモデルいなる。
参考:帯状疱疹に対する戦略、抗ウィルス薬 から ワクチン による予防へ
書き手は、「日本人 老人 帯状疱疹 皮疹 背中 ベッド」というキーワードを入力して、画像を生成するように AI に頼んだ。すると AI がこの画像を生成した。
パッと見た限りでは、実際の写真と見分けがつかない リアル な仕上がりになっている。
AI が作成したので、著作権や肖像権の問題がない。
この サイト は医学のテーマを扱っているので、どうしても内容が専門的になる。そこで、なるべく画像を入れて退屈にならないように意識をしている。
画像が入ることで、サイトの印象がずいぶん変わることを実感している。
AI画像 の精度
もちろん、AI が画像を生成するのでときどき失敗もある。
「体重計 白い机 コップ」と入力すると、この画像が生成された。
書き手としては、体重計の隣に白い机があって、その上に水の入ったコップがある絵をイメージしていた。何度かキーワードを変えて試したが、うまくいかなかった。
もう一つ、「机の上 白い錠剤」と入力すると、上の画像が生成された。機械翻訳は、錠剤を「tablet」と訳したようである。
医療従事者者はタブレットを錠剤と解釈するけれども、広く一般の人にとってはタブレット端末になる。どちらかというと自分の方が、一般からズレていることを自覚した。
こちらはその後、「pill」と入力することで解決できた。
ちなみに、英語でキーワードを入力すれば、もっと具体的な状況設定ができる。最近は DeepL翻訳 を利用して、より正確な状況設定を試している。
専門分野の知識の蓄積
専門分野については知識の蓄積が少ないのか、精度はまだ足りないと感じる。
細胞膜をイメージして、「リン脂質 二重層 コレステロール」と打ったが、さすがに満足する画像は得られなかった。それっぽい画像が生成されるが、記事で紹介するには正確性が足りない。
それども、AI は失敗していない。AI はどの画像がユーザーに選択されて、どれが選ばれなかったのか、情報の蓄積を続けている。書き手が失敗と思ったこの絵からも、AI は学習している。
使い続ければ、いずれは使用者の好みを把握して、精度が上がっていくのだと思う。
AI 画像 の利用者は、急増している。画像生成数も爆発的に増えている。AI が日々学んでいるデータは、膨大なものになっているはずである。
誰もが AI 画像 を使える時代
AI 画像 は面白い。イラストや写真が簡単に作れる。
書き手は、絵心の無い人が文章を書くときのハードルが、確実に下がった と感じている。ブログ や SNS の普及と合わせて、誰もが自分の思うことを気軽に書ける時代になった。
AIの近未来
この サイト では、書き手が気になった医学論文を紹介している。記事にすることで論文を1つずつ積み重ねて、自分の知識を増やしていきたいと思っている。
しかし、最近は AI を利用して効率的に論文を解釈するというニュースを見ることがある。
近い将来、医学論文の内容をすべてインプットした AI が開発されて、質問すればすぐに答えをくれるようになるのかも知れない。
AI が医師の代わりをする未来が、遠くない気がしている。