【ビタミン】 アーモンドミルク には ビタミンE が多く含まれる

最近、健康志向の高まりでアーモンドミルクが人気です。アーモンドミルクの他にも、豆乳やオーツミルクなどの植物性乳飲料があり、それぞれ牛乳にはない特徴があります。今日は植物性乳飲料の成分について紹介します。

ポイント

  • 健康志向 で 植物性乳飲料 が人気
  • 豆乳・アーモンドミルク・オーツミルク など
  • それぞれ牛乳には無い特徴がある

はじめに

植物性乳飲料 は何が良いのだろうか?

筆者は冷え性で悩んでいる。特に問題なのが胃腸の冷えで、この季節になると気をつけていないとすぐに胃腸の調子を崩してしまう。

以前は健康のために豆乳を温めて飲んでいたが、年齢のせいか近ごろ消化が重いと感じるようになった。

そこで試してみて良かったのがこれ、アーモンドミルク。

植物性乳飲料

乳飲料には牛乳のほかに、植物を原料とした植物性乳飲料があり、豆乳・アーモンドミルク・オーツ麦を原料にした オーツミルク などがある。

豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクの英語の検索数の推移.png (656×447)
豆乳・アーモンドミルク・オーツミルク の検索数 丨 Google Trends

豆乳は以前から一定の人気があるが、アーモンドミルクは 2010 年 頃から急激なブームになっている。オーツミルクは近年少しずつ人気が出てきている。

植物性乳飲料の成分

植物性乳飲料は、原料によって成分も違ってくる。

植物性乳飲料は基本的には健康に良いが、砂糖が多く添加されているものはカロリーが高く、血糖値も上がりやすいので注意する必要がある。

以下に書き手が実際に購入した製品の成分を比べてみる。いずれも砂糖無添加のものになる。

200ml当たりの成分

牛乳 豆乳 アーモンドミルク オーツミルク
カロリー 134kcal 105kcal 26kcal 100kcal
炭水化物 0.5g 3.5g 1g以下 7.5g
タンパク質 6.8g 8.3g 2g以下 3.5g
脂質 7.6g 6.5g 2.5g 5g
食物繊維 0.2g 0.4g 0.9g 1.6g
その他 カルシウム イソフラボン ビタミンE
成分表 をもとに作成

牛乳は脂質とカロリーが多く、豆乳はタンパク質が多い。

オーツミルクは炭水化物が多く、食物繊維もオーツミルク、次点でアーモンドミルクが多い。

アーモンドミルクには他にはない ビタミンE が多く含まれる。

ビタミンE

ビタミンE には血流改善作用があり、冷えを改善させる。

ビタミンE は脂溶性ビタミンだが、乳化されているので速やかに吸収される。口から飲んでいるので、おそらく胃腸に直接届く。

胃腸の調子を整える食物繊維も豊富に含まれていて、おかげで書き手の胃腸の冷えが改善したのではないかと考えている。

次回は ビタミンE のはたらきについて紹介する。

次の記事 前の記事